# 藤野芸術の家 > 相模原・津久井の奥、自然の中にある工作体験施設。作りたいおもちゃを選んでチケットを買い、工房の道具と端材を使い放題で世界に一つの作品を作れます。 Date: 2026-05-14 Tags: 藤野, 相模原, 津久井, 工作, 子供, 体験, 家族, 自然, DIY, 芸術 --- 相模原市の中心部から津久井方面へ車で走り、相模湖を越えてさらに奥へ。山と川しか見えなくなったあたりに突然現れる、黄色い壁の建物が藤野芸術の家。県の施設として運営されている工作体験&宿泊スポットで、周辺の空気感は旅に出たような気分になります。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/hero.webp) 中に入って最初に驚いたのは、エントランス周りの **床がパカパカ鳴る** こと。木のブロックを敷き詰めたフロアになっていて、踏むと木同士がカタカタと音を立てる仕掛け。子どもは入った瞬間にこれで遊び始めるので、目的の工房にたどり着くまでに少し時間がかかります(笑)しかも特定のブロックを踏むと、、、面白いギミックが発動します。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/wood-block-floor.webp) ## 作りたいものを選んで、チケットを買うところからスタート 体験工房の仕組みは独特で、まず棚に並んでいる **完成見本** を見て、自分が作りたいものを決めます。木の船、車、飛行機、ジオラマ風のお家など、見本そのものが棚にずらりと並んでいて、子どもはここで真剣に悩み始めます。決まったら受付で **チケット(1,500円〜のものが多い)** を購入して、スタートです。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/craft-samples.webp) このチケット制が地味に良くて、「全部やりたい」と言いがちな子どもに対して、自分の意思で一つ選ばせることができます。決めるまでに10分くらいかかりましたが、そのぶん作っているときの集中力が違いました。 ## 工具も端材も、使い放題 工房の中に入ると、大きい机がずらっと並んでいて家族でもゆったり座れます。壁際にはいろいろな工具が据え付けてあって、必要に応じてスタッフに声をかけると使い方を教えてくれる仕組みです。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/scroll-saws.webp) 驚きなのがここに置いてある **金づち、ヤスリ、のこぎり、ボンド、絵の具まで、ぜんぶ使い放題** だということ。さらに、**端材やリサイクル材** が種類別にどっさり入っていて、これも自由に持っていける。「ちょっとここに飾りを足したい」と思ったら、その場で材料を選んで切って貼れたりします。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/materials.webp) 普段、家で工作をやろうとすると材料を揃えるところで挫折しがちなので、「思いついたら即パーツが手に入る」環境はクリエイティブ魂に火がつきます。クリエイティブ大好き子には最高!息子もキットに入っていないパーツを足し始めて、見本と全然違うオリジナル仕様の飛行機を組み上げていました。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/airplane-craft.webp) ## 「途中で抜けていいですか」が当たり前に通る空気 工房が広めで席数も余裕があり、全体的にゆったりしています。 ![](https://img.wiredxeco.com/jjj-tokyo/fujino-art-house/workshop.webp) 個人的に一番印象に残ったのが、施設の **時間に対する寛容さ** でした。都心の体験型施設だと、どうしても回転率が気になって「制限時間内に終わらせなきゃ」というプレッシャーが先に立つのですが、ここでお昼に差しかかった頃、「途中で食事に行ってもいいですか」と尋ねたら、受付の方が当たり前ですよ、どうぞゆっくり、という温度で返してくれて、なんだか肩の力が抜けました。作品はそのまま机に置いておけるし、戻ってきたら続きから再開できる。芸術の家、というネーミング通り、家のような時間の流れ方をする場所です。 体験工房は完全予約不要・随時受付なので、相模湖や津久井方面に行くついでに立ち寄りやすいのも良いところ。ただし火曜定休(祝日の場合は翌日)なので、そこだけは事前確認したほうが安全です。